スピリチュアリズム

18世紀以前までは「霊的」なことは「宗教」の専門分野でしたが、

1848年に初めて、アメリカのフォックス家でラップ音が鳴ったことから、霊界との通信が始まり。そこからが「近代スピリチュアリズム」の幕開けです。

その後、第一級の科学者達がその「心霊研究」を進めるうちに、「霊」の存在を認めざるを得なくなり、英国を中心にノーベル物理学者シャルル・リ。シャーロックホームスの著者コナン・ドイルなどがスピリチュアリズムの先駆者となり、「英国スピリチュアリズム協会」が設立されました。

同じ頃、ドイツでは神秘思想家アドルフ・シュタイナーが台頭し「人智学」やそれに基づいた「シュタイナー教育」が確立されました。

 

現在の英国では「スピリチュアル ヒーリング」には保険も適用され。英国王室の主治医にはスピリチュアルヒーラーもおります。英国民にとって「スピリチュアル」は非常にポピュラーになっています。

ここで大切なのは「死後の世界」とかいう事より、「私たちは、なぜ生まれて。どのように生きるべきか?」と言う答えが「霊的真理=霊的摂理」の中にしかない。という事です。

そして、日本では、TVの影響もあり「霊・魂」と言う言葉には、だいぶ抵抗がなくなってきているようです。しかし、まだまだ「霊的真理」と言うレベルでは、残念ながら正しく伝わってはいません。

その「霊的真理=霊的摂理」という観点からみると、

英国スピリチュアリズムの流れをくむ「スピリチュアリズム普及会」や

英国でスピリチュアリズムを学び、日本スピリチュアリスト第一人者の江原啓之氏が設立した「日本スピリチュアリズム協会」の2つが主でしょう。

 

なぜなら、「霊的摂理」を明確に、一切の不条理や曖昧なしに伝えているからです。そして、どこを切っても「金太郎飴」のように、どこから問題を照らし合わせても、その「霊的摂理」が正しく当てはまるのです。

時としてその摂理は、厳しさもあり冷たく感じる事もありますが、だからこそ、理性で「大我」以外のなにものでもないと、上記の2つからは学び取ることが出来ます。

 

 

 

 

 

 

 

気を使う事

エステティックをしていた頃の話だが

初めて私のサロンで働き始めたばかりのスタッフは、よく「気を使って」てくれる。

「気を使う」と言うのは、よくよく観察してみていると、一生懸命頑張って真面目にやっている人に多い。誠心誠意やってくれている、その思いが伝わってくる。

しかし、その思いは、頑張っている自分を伝えようとする所から発生している。だから、その「気を使う」事に対して、「感謝」の反応が有ると、充実感を感じる。

だが相手が、その気を使うのに馴れてしまい、又は気がつかない場合には、

ガッカリするなり

「なんて鈍感な人なの」と怒るなり

なんらかの感情が湧き上がってきて、そして「気を使う」こと自体に、疲れを感じるのである。

決して、「気を使う」事が悪いのでもなく、一生懸命頑張っているのがイケナイと言っているのではない。

ただ、厳しい言い方かもしれないが、気を使う事で相手から自分の存在を感じたいと、「感謝の見返り」を求めている自分を自覚しなければならないのだ。

だから時として、一部の人からは「おせっかい」と感じることもある。

 

しかし、

相手からの「感謝」を期待する事がなく、淡々と仕事がこなせてくると、必要以上に、自分が疲れず、

時には「気がきく」ようになり、

「さすがベテラン、安心できるワ💖」と言われはじめるのである。

プロと言うのは、自分の感情に流される事なく、自分の仕事を常に冷静に見つめ、的確に対応し、こなせる人を言うのだと、私は思う。

 

 

「ありがとう」を求める

美容学校時代に、「ありがとう」と言われる職業に就きたいと言っていたことがありった。

「ありがとう」って言われると、励みになるし嬉しくもなる。もちろん、その言葉を頂いた時は素直に喜んでよいのだが、

しかし、「感謝」されることを求めて仕事をするのは、自分が相手に「感謝」と言う「見返り」を求めているのである。その見返りがあればいいけど、ない時には仕事が一層キツク感じられて、辛くなっていくものである。

よく「会社の為に…」などと言って仕事をする方もるが、その大勢の方が、同じように「見返り」を求めているから空回りになってしまうのではないか。

本当のプロは、見返りを求めず、淡々と的確に仕事をこなす。だから感情に流されないので、必要以上に精神的な疲れが出ない。

仕事に限らず、家庭でも「ありがとう」を求めると、見返りがないと疲れを感じる。が「無償の愛」は疲れを感じない。

自分の思いで「疲れて」いるだけだったりする。

 

 

 

 

 

 

 

病気は、タイミング

今朝、神宮参拝の帰り道で、カプリスのお客様だったご婦人に偶然お会いした。

開口一番に「先生〜!こんな所で偶然。私、癌が無くなちゃったんですヨ‼︎」と輝く笑顔で話し掛けてくれた。

彼女は、70歳前後であるが、10年前に乳癌になり、4-5年前にもまた、乳癌が再発した方である。当時、よく体のケアにいらしていたが、癌への恐怖、孤独感、老いていく不安感などが、いっぱい詰まっていて、それが体を硬く緊張させていた。心情が体に影響するのは、彼女自身頭で理解していたが、当時の彼女の体が受け入れるのは、なかなか難しかった。

そして、何度、彼女の後ろ姿を祈りなが見送った事か…。

しかし、今朝、声を掛けられるまで分からないほど、彼女は、変身していた。

「先生あれから、色々あったけど、何て言うか…もそう自分の中で、今までのしがらみが…もうどうで良くなっちゃって…綺麗さっぱり捨てたら、癌までサッパリ無くなちゃったんです‼︎」

そして今は、毎朝小学生の登校時に横断歩道にたって、交通安全をしているらしい。

 

よく病気になると、「私の何がイケナイなかったのか?」と悩む方がいるが、「病気」は決して悪ではないし、まして「罰」でもない。自分自身と向き合うタイミングを与えてくれているのである。

介護してもらう事で、無償の愛を感じたり、忘れていた当たり前の事に感謝する事に気づくのである。

スピリチヤルリズムを実践すると言う事は、何かを得たり、何かに到達したりするのではなく、むしろ、捨ていく事ではないだろうか?そして「すでにある、ものに気づく」事だと思う。

今朝、彼女にお会い出来た事を心より感謝したい。

 

 

「悩み」の本質

私達は生きている限り、この「肉体」を維持し続けるので、どうしても物質的社会からは抜けることが出来ない。

 

仙人のように霞を食べて生きていくことも出来ず、天女の羽衣で空が飛べるわけではない。実際に食物を食べ、実際に乗り物に乗り移動する。「物」が存在する「物質社会」。

 

ただ、この物質社会の中にいると「物質的価値観」だけで、どうしても「幸せ」を計ってしまう。

無いよりある方が良い…と思えば、無意識のうちに執着がでる。

寿命でも、「長生きが幸せ」と物質的に捉えれば、おのずと「死」に恐怖感が湧いて来る。

例えば「健康が一番」と思えば「病」は敵となり、遺伝子検査で「子宮がん」の可能性があると言われたら、予防のために健康な子宮を切除する人もいる。

 

結局のところ、物質=有限であるものに「価値」を見だそうとすれば、それが無くなる、恐怖感・不安・絶望感は必ずついて回る。

 

ある統計で、私達の抱える悩みの90%以上は「物質価値観」から起きていると言われている。ほとんどの「悩み」は自分の価値観が作り出しているのである。

 

そして、この「物質的価値観」の悩みから解放されるには「足るを知る」こと。

「足りている」=「満たされている」この感覚こそが、私達が目指さなければならない「真の幸福感」だと私は思う。

 

動物には無い「物欲」「エゴ」(物質的価値観)の肉眼で見ることにより、私たちは悩まされるが、また反対に、内側の「霊的(精神的)価値観」でみる霊眼も人間だけしか持っていない。

 

そんな私も未熟であるが故、少しでも油断すると「物質的価値観」に流されて、グルグル同じところで悩んでしまう。「足る」を忘れて自己を見失わない様、注意深く内観し、「霊的価値観」を養っていきたい。

「自分自身の変化」の時

人は「自分自身の変化」を感じる時期があると思う。

分かりやすいところでは

人によっては30代中半ごろから、「体力」をはじめ何かしらの「今までの自分」と違いを感じる人は多い。

 

ちょうど「肉体」の成長が頂点を超え、今までの勢いというか「何とかなる…」という肉体本位では、上手くいかないと自覚し始めるからだと思う。

女性はホルモンバランスも変わりはじめる時期で、「昔は食べても1日2日で取り戻せたのに…」とつぶやく。

 

また、仕事上でも「部下」ができたり、結婚したり、人生の大きな節目を迎えることが多く「今までと同じ自分」ではどうしてもいられなくなる時期でもある。

 

イエスキリストが十字架に貼りつけられ、再生したのが33歳ぐらい

お釈迦様も苦行を辞め、悟りをひらいたのが35歳ぐらいと言われる。

 

しかし、ピッタリこの年齢ではなくても、「肉体」から「精神」性へと移動する大切な時期「内性の目覚め」がどなたにでも必ず訪れている。

 

その時は、微妙な変化ではあると思われるかも知れないが、外側の肉体の変化(物質的価値観)に反応している「内側の自分」が確かにいることを。

何かが動き出していることを、しっかりと心にとめておく。

 

そして、その意識こそが、「自分自身を見つめていく」道を切り開いていくのだと思う。